新年になったのでスネアのヘッドを交換とチューニングのポイント解説!?独り言?
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新年あけましておめでとうございます。ウナです。

だいぶご無沙汰になりましたがブログを新年は書かなきゃいけないなと思いまして、こうして更新をついにしました(笑)

お正月はですね、川崎七福神も回って、音楽の神様にもきちんと挨拶をして、1年間しっかりとドラムを叩いていきたいと思っております!

すでにスケジュールの方を見てもらうと分かるんですが、12月までの予定が決まっております♪

今年は何かとドラムを叩く姿をお見せすることが増えると思うので楽しみにしていてくださいね♪

それで年始にやらなきゃいけないなと思ってやったのが、ドラムのヘッド交換!

今回は、僕がどういう風に交換しているのか、 どういうところに気を使っているのか紹介していきたいなと思います。

これからドラムを機材について研究したいっていうドラマーの参考資料になればいいなと思ってま~す。

スネアのヘッドの変えるタイミング

スネアのヘッド変えるタイミングっていつにしていますか?

僕がヘッドを変えようと思ったタイミングは大きく三つあります。

  • ヘッドがボコボコしてしまった時
  • ボコボコしなくても全体的に伸びきってしまった時
  • 気温の変化が大きく変わる季節の変わり目

この三つのときに意識して変えるようにしています。

一応どうしてそう思ってるのか私の考えを書いてみますね。

ヘッドがボコボコしてしまった時

これは言うまでもないですがボロボロになったから変えてしまうという考えです。

ローピッチの音が欲しくて緩めのチューニングをしていて、強く叩いてしまった場合この現象が発生する時があります。

苦し紛れの手としては、ドラムのヘッドというのはプラスチックでできているのでライターでその部分を炙ります。

そうすると収縮してボコボコがなくなります。

ただ、ライターで炙って収縮させた部分はとても柔らかくなってしまうのでまたすぐにボコボコになってしまうという欠点があります。

緊急の時とかとりあえずしのぐ場合であればいいんじゃないかなと思いますよ。

ボコボコしなくても全体的に伸びきってしまった時

これは単純に叩きすぎの場合でヘッドが全体的に伸びてしまった場合ですね。

どういうところで判断するかと言うとリムの沈み具合です。

もちろんどれぐらい強く張っているかというところも見るんですが、一番最初に張った時のリムの沈み具合、そこからどれぐらい沈ませているのか、つまり伸ばしているのかを見ます。

深みのある音が欲しい場合はできるだけ新しいヘッドに近い状態のものを使います。

逆に、 乾いた音が欲しいなと思った場合は伸びきっているヘッドをそのまま使う場合もあります。

ジャズプレイヤーが伸びきった皮をそのまま使い続けるというのはそういうことじゃないのかなと考えてます。

気温の変化が大きく変わる季節の変わり目

最後に思い出したように変える場合があるんですが、それがこの季節の変わり目です。

昨年はほぼこの季節の変わり目は意識していなかったのですが、 ドラムを始めたばかりの時に先輩ドラマに言われたのは

季節の変わり目で温度が変わるからプラスチックが固くなったり柔らかくなったりと影響を受けやすくなる!

と、 誰かが言っていたの覚えていてなんとなくそれを実行してるだけです(笑)

実際のところ音の変化はあるかと言うと、ハードケースとかしっかり保管していたら大丈夫じゃないかなと思いますよ。

昔は動物の皮を張っていたので、気温や湿度の変化に敏感だったのではないかと思います。

実際に私も動物の皮で貼られたスネアを一回だけ叩いたことがあります。

本当にデリケートな音がしてレンジも広くてめちゃめちゃいい音でした!

でも、 耐久性はそんなにある感じはしませんでした。

今のヘッドというのはプラスチックでできていますのでそこまで影響はないと思います。

ただ影響があるとすると、胴の部分ですね。

木の素材を使っている場合。湿気などで音が変わるような気がします。

僕は金属製を使ってるのでそんなに気にしてもいないのですが、湿気に影響されるような素材のスネアの場合は気にするといいかなと思いますよ。

ということで前置きが長くなってしまいましたがどうやってスネアのヘッドを取り替えたのか記録したので、 順に説明していきますね。

打面側のネジから外していきます。

最初は打面側のネジから外していきます。理由は汚い汚れが一番たまっているので一番最初にそれを外したいからです。

実際に帰る時にリムとヘッドの隙間のところにスティックの木くずが本当に細かく溜まっています。

これらのゴミが外した瞬間にポロポロと落ちてくるのでヘッドの交換は掃除がしやすい場所で行いましょう。

ヘッドを外したら最初はティッシュで汚れを取ります

磨くためのマイクロファイバータオルなどはこの時いきなり使うとめちゃめちゃ汚れてしまいます。

ほこりを取る!木くずを取る最初の段階はティッシュで十分です。

床に散らしてもいいような場所であれば、ほうきで叩いてもいいぐらいだと思っています。

まあそんな場所は野外であったりとかですけどね。

ライブハウスとかでやると嫌われるので注意しましょう(笑)

裏側のヘッドを外す前にスナッピーを外します

スナッピーを外す時に個人的には片方だけ外します。

外すのは調整が効く スナッピーのオンオフをする側の方を外します。

もう一方の頬を外さないのは長さの調整ができているのでまた調整するのがめんどくさいからです。

スナッピーは思ったよりも柔軟性があるので片方の方から無理矢理外に引っ張り出します。

もちろん両方外しても全く問題ありませんし、スナッピーを固定するための紐やフィルムを交換したいという場合は両方とも外しちゃった方がいいかもしれないですね。

スナッピーを外側に出したら裏側のヘッドを外します。

ビックリするかもしれませんが裏側のヘッドは内側に細かいゴミが溜まっています。

この内側にたまっている汚れなんですが意外にたくさんついてます。

細いからといってうっかり触るとめちゃめちゃ汚れます。

ですのでちゃんと最初はティッシュで拭きましょう。

表と裏のヘッドを外したら自分の気の済むまで磨き上げてください。

好みによってはそんなに磨き上げない人もいます。

木の素材であればギターにも使っているレモンオイル的な手入れをするやつを使ったりすることもありました。

音の好みは人それぞれなので何とも言えないのですが、木の素材の場合乾きすぎると低い音域の音が出にくいような気がします。

なので、木の素材のスネアを使っていた時はギターリストにレモンオイル的なやつを分けてもらっていました(笑)

ヘッドを貼ります

今回は王道なタイプのヘッドを貼りたいと思います。

今回使うヘッドはASPRのヘッドです。

なんとなくドラムの本を読んだ時に日本製で質が良いと書いてあったので買ってみました。

いつもはREMOの一番安いやつを使っています(笑)

つまり標準のヘッドです!

裏側からヘッドを貼っていきます

裏側からヘッドを張る理由は、スナッピーを早くつけたいからです。

ヘッドを外す時に片方はつけたままにしていましたね。

はっきり言って表から貼ったらめちゃめちゃ邪魔になるので裏から張ります。

これも好みの問題ですかロゴマークとスネア本体のメーカーのロゴを合わせるようにするのが好きです。

大抵のドラマーはこの部分はしっかり合わせてるんじゃないかと思いますが、気分の問題なので音にはそんなに影響はないと思います(笑)

それよりもちょっと気になったのがREMOの裏ヘッドとASPRの裏ヘッドで厚みが違うんだなぁと感じました。

REMOのほうが なんとなく厚みがあるような気がします(笑)

それと1年間つけっぱなしにしていたので、気温の変化やらでプラスチックが濁ってしまったのかなと(笑)

さっき言っていた季節の変わり目でヘッドを変える理由がこの変化です。

チューニングをしているので音はそんなに気にしていなかったのですがきっと最初の時と変わっています(笑)

あまりにも違いが顕著に出ていたので写真に撮ってしまいました。

リムをつけて最初はネジは手で回します

ある程度の部分までは手を使って全体のネジが指の力だけで回せるところまで回しちゃいます。

チューニングキーを使うと回しすぎてしまってバランスがいきなり崩れてしまう可能性がでかいので手で回すようにしているんです。

音程を整える前輪リムの高さとヘッドのたるみ具合を注意します

音程を整える前は途中まで割と適当にネジを締めていきます。

ネジを締める順番は対角線上に順番に締めるというのが本によく書いてありますが、この段階では正直そんなに気にしていません(笑)

最初に気にしていることはある程度ヘッドが張った状態になった時に張り具合を触って確かめることです。

均等にネジを回してはっていきましょー!

というふうに本には書いてあるんですけど、ネジを回した回数などで決めてしまっていると実際のヘッドの張り具合がおかしくなる場合があります。

これはある時気がついたんですけど、どうしてこんなに張り具合が違うんだろうと思った時にスタートダッシュからもうすでに違っていたんだと気づきました。

なので、一番最初の段階のちょっと張っている時に直接ヘッドを触って張り具合を確かめるようにしているんです。

もちろん張り具合だけではなく、リムが均等になっているかどうかも見ます。

ある程度均等になってるなとなってから本格的にチューニングに取り掛かるようにしています。

この時にようやくチューニングの順番を気にするようにしているのです。

こんな感じで順番にチューニングします。

ヘッドがある程度張れたら最終調整は全てが終わってからもう一度行います。

今の段階ではなんとなくで大丈夫です。

それよりもさくっとスナッピーを取り付けちゃいましょう。

スナッピーを取り付ける前に注意するべきところがあります。

それがスヌーピーの張り具合を調整するネジの部分です。

スナッピー調整のネジは余裕を持って緩めておく

スナッピー調整のネジは余裕を持ってセッティングする前に緩めておいてください。

というのも必ずセッティングした状態では緩くなります。

ですのでその緩みをなくすためにあらかじめネジを緩めておくことが必要になるのです。

そして取り付ける時はスヌーピーのネジの部分を外した状態で取り付けるようにしましょう。

この部分のサイズ調整も最後に一緒に行っていきます。

表のヘッドを貼っていきます

表のヘッドを貼る前に、 表のヘッドそのものが2枚で構成されていて、その2枚の内側が接着剤で最初くっついています、それを手で握ってある程度最初に外してしまいましょう

写真のようにヘッドの端っこをぎゅっと握るとパキパキッという音がしてくるんですが、 このヘッドはその音がしませんでした。

丁寧に作っているということだと思います。

REMOのヘッドだとほぼ確実にバキッとと鳴りますのでやってみてください

ここでバキバキいっていう音を鳴らさなくても最終的にチューニングしていたら接着剤が外れていくので音は鳴ります。

ただ、後で接着剤が外れてしまうとチューニングが最初安定しなく、やりにくいので今のうちに外しておきましょうということです。

表のヘッドもセッティングしていきましょう

裏のヘッドでやったようにヘッドの向きを揃えて、リムをはめて、最初のうちはネジを手で回します。

そしてある程度均一に貼る状態になったら、きちんと均一になっているか手で触って確かめています。

ある程度均一に張れたなと思ったら、チューニングキーを使って本格的にチューニングをしていきます。

新品のヘッドを貼る時はある程度はってからヘッドに圧力をかけながらチューニングをしていきます。

単純にヘッドを手で押して接着剤がくっついているところがないか、接着剤でくっついてるところがあったらバキバキという音がして接着剤が剥がれます。

この作業を行わないとすぐチューニングが狂ってしまうので絶対行っておきましょう。

そうでなくても最初貼ったばかりの時というのはすぐチューニングをしなければいけないので、叩きながらチューニングしてみてくださいね。

最終的にはきちんとドラムセットの中にセッティングした状態でバランスを見ながらチューニングしていくのがいいですよ。

自宅でヘッドの交換する時はこのぐらいで留めておくのが良いのではないかと思います。

このスネアも明日のライブのリハーサルをしながらチューニングをしていきますので(笑)

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